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吉川市・三郷市で骨密度検査|「DEXA(デキサ)法」の特徴・流れを解説

「骨密度検査って何をするの?」
「痛みはあるの?」
「レントゲンみたいに被ばくするの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

骨粗鬆症は、自覚症状がほとんどないまま進行する病気です。

そのため、骨折する前に骨の状態を確認することがとても大切になります。

当院では、骨密度を正確に測定できるDEXA(デキサ)法を用いて検査を行っています。

今回は、DEXA法とはどのような検査なのか、検査方法や特徴、他の骨密度検査との違いなどをわかりやすくご紹介します。

DEXA(デキサ)法とは?

DEXA法(Dual-Energy X-ray Absorptiometry)は、2種類のX線を使って骨密度を測定する検査方法です。

骨密度とは、骨に含まれるカルシウムなどのミネラル量を測定した値です。

骨密度が低くなると骨はもろくなり、転倒などのちょっとした衝撃でも骨折しやすくなります。

DEXA法は、骨粗鬆症の診断や治療効果の判定に広く用いられており、現在の標準的な骨密度検査です。

一度測定して終わりではなく、治療前後の変化を確認するためにも重要な役割を担っています。

なぜ骨密度を測るの?

骨粗鬆症は、骨密度の低下や骨の質の低下によって骨折しやすくなる病気です。

骨密度を測定することで、

・骨粗鬆症かどうか
・骨折のリスクが高いか
・治療が必要か
・治療の効果が出ているか

を評価することができます。

早期発見のためにも骨密度検査が大切です。

DEXA法ではどこを測定するの?

主に次の部位を測定します。

・腰椎(腰の骨)
・大腿骨近位部(股関節の付け根)

腰椎や股関節は骨粗鬆症による骨折が起こりやすく、骨折すると日常生活への影響が大きい部位です。

測定結果は骨粗鬆症の診断や治療方針を決める際の重要な判断材料になります。

また治療効果を見るためにも必要です。

他の骨密度検査との違いは?

骨密度検査にはDEXA法以外にもいくつかの方法があります。

QUS法:かかとの骨で測定

健康診断やイベントなどで行われることが多い検査です。

・被ばくがない
・短時間で測定できる

というメリットがあります。

一方で、測定するのはかかとの骨であり、骨折しやすい腰や股関節の骨密度を直接評価することはできません。あくまで目安となります。

MD法:手首の骨で測定

手首の骨をX線で測定する方法です。

比較的簡便に実施できますが、腰椎や股関節の骨密度を直接測定することはできません。

QUS法と同様に目安となります。

骨密度が低ければDEXA法での精査をおすすめします。

骨密度を測定する方法はいくつかありますが、その中でもDEXA法は精度が高く、再現性にも優れています。

特に、骨粗鬆症による骨折が起こりやすい腰椎や股関節を直接測定できることが大きな特徴です。

同じ部位を継続して測定できるため、

・骨密度がどのくらい低下しているか
・治療によって改善しているか
・骨折リスクが変化しているか

などを確認しやすく、診断だけでなく治療の経過観察にも適しています。

「かかとの検査で骨密度が低いと言われた」

「以前簡易検査を受けたことがある」

という方も、一度DEXA法による詳しい検査を受けることをおすすめします。

検査当日の流れ

初めて検査を受ける方は、「何をするのだろう」と不安になるかもしれません。

DEXA法は、次のような流れで行います。

① 受付後、問診票記入
② レントゲン室へご案内
③ ベッドに仰向けになる
※細かいポジションは放射線技師の指示に従ってください。
④ 検査開始(検査中は数分間じっとしていただきます)
⑤ 検査終了

検査時間は5分~15分程度です。

スタッフがご案内しますので、初めての方も安心して受けていただけます。

検査前に気を付けること

基本的に特別な準備は必要ありません。

ベルトや金属製のアクセサリー、湿布などは外していただきます。

また、妊娠中または妊娠の可能性がある方は、検査前に必ず医師またはスタッフへお申し出ください。

ご不明な点がある場合は、お気軽にご相談ください。

骨密度検査は痛い?

DEXA法は痛みのない検査です。

検査台に仰向けで寝るだけで測定できます。

検査中は大きく動かなければ特別なことをする必要がなく、リラックスした状態で受けられます。

「検査は苦手……」という方にも受けていただきやすい検査です。

被ばくは大丈夫?

DEXA法ではX線を使用しますが、被ばく量は非常に少ないことが特徴です。

安心して検査を受けていただけます。

骨密度検査結果はどう見るの?

骨密度検査では「YAM(Young Adult Mean)」という指標がよく使われます。

YAMとは、20~44歳頃の健康な成人の平均骨密度を100%とした値です。

一般的には、

・YAM 80%以上:正常
・YAM 70%以上80%未満:骨量減少
・YAM 70%以下:骨粗鬆症の診断基準の一つ

とされています。

※骨粗鬆症の診断は骨密度だけで決まるものではありません。過去の骨折歴や年齢、その他の検査結果なども含めて医師が総合的に判断します。

YAMについて詳しく知りたい方は、今後「骨密度検査結果の見方(YAMとは?)」の記事を掲載する予定なので、ぜひご覧ください。

骨密度検査で骨粗鬆症は決まるの?

骨粗鬆症の診断は、骨密度だけで決まるわけではありません。

医師は、

・骨密度検査の結果
・年齢
・骨折歴
・採血結果
・持病や内服薬

などを総合的に判断して診断します。

骨密度が低かった場合には、採血検査を行い、骨代謝の状態や他の病気が隠れていないかを確認することがあります。

定期的な骨密度検査が大切です

骨粗鬆症は痛みなどの症状がないまま進行し、骨折して初めて見つかることも少なくありません。

特に背骨や股関節の骨折は、その後の生活に大きな影響を与える可能性があります。

骨粗鬆症を早期発見するために、症状がなくても定期的に骨密度を確認しましょう。

また骨粗鬆症の治療を始めた後は、薬の効果を確認するためにも定期的な検査が重要です。

当院では、患者さんの状態に合わせて適切なタイミングで骨密度検査を行い、治療効果を確認しています。

継続して検査を受けることで、ご自身の骨の変化を把握しやすくなります。

こんな方は骨密度検査をおすすめします

・閉経後の女性
・年齢とともに骨の健康が気になる方
・健康診断で骨密度低下を指摘された方
・身長が縮んだと感じる方
・背中が丸くなってきた方
・ご家族に骨粗鬆症の方がいる方
・過去に骨折したことがある方

骨密度は年齢とともに変化します。

当院では女性では50歳、男性では60歳を過ぎたら、一度骨密度検査を受けることをおすすめしています。

吉川市・三郷市で骨密度検査をご希望の方はみわのえ整形外科へ

みわのえ整形外科では、DEXA法による骨密度検査を実施しています。

骨粗鬆症は早期発見・早期治療によって骨折予防につながります。

骨密度検査の結果をもとに、患者さま一人ひとりに合わせた治療や生活習慣改善のアドバイスを行っています。

・骨粗鬆症が心配
・骨密度を測ってみたい
・健康診断で骨密度低下を指摘された

という方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

DEXA法は腰椎や股関節の骨密度を正確に測定できる検査です。

骨粗鬆症は自覚症状が少ないため、早めの検査が大切です。

気になる方はお気軽にご相談ください。

よくある質問(Q&A)

Q. DEXA法は痛いですか?

A. 痛みはありません。

ベッドに仰向けに寝たまま検査を行うため、リラックスして受けていただけます。

Q. 検査時間はどのくらいですか?

A. 測定時間は約5〜15分です。

Q. DEXA法とかかとの検査は何が違いますか?

A. DEXA法は、腰椎や股関節の骨密度を正確に測定できる検査です。

かかとの検査は簡易的な骨密度検査として行われることが多く、骨粗鬆症の診断や治療効果の判定にはDEXA法が用いられます。

Q. 食事をしてから検査を受けても大丈夫ですか?

A. はい。普段どおり食事をしていただいて問題ありません。

基本的に食事の制限はありません。不安なことがあれば、検査前にスタッフへご相談ください。

Q. 骨密度が低いと言われたら、すぐに薬を飲まないといけませんか?

A. いいえ。必ずしもすぐに薬による治療が始まるわけではありません。

骨密度の結果だけでなく、骨折歴や年齢、採血結果なども含めて総合的に判断し、一人ひとりに適した治療方針を決定します。

Q. 骨密度検査は毎年受けたほうがいいですか?

A. 医師が必要と判断したタイミングで、定期的に受けることをおすすめします。

骨密度は年齢や治療によって変化します。

治療中の方は、治療効果を確認するためにも継続して検査を受けることが大切です。

参考文献

・日本整形外科学会
・日本骨粗鬆症学会
・厚生労働省

記事監修

みわのえ整形外科
院長 田島 幹大