Instagram
スタッフブログ

吉川市・三郷市で長引く腰痛や肩・膝の痛みにお困りの方へ|AKA療法とは?

「腰痛がなかなか良くならない」

「肩や膝の痛みを繰り返している」

「治療を受けているけれど、痛みや違和感が続いている」

このようなお悩みはありませんか?

腰や肩、膝などの痛みには、骨や筋肉、神経などさまざまな組織が関係しています。

また、関節の動きがうまくいかなくなることが痛みに関係している場合もあります。

当院では、関節の動きに着目した治療の一つとして「AKA療法」を行っています。

今回は、AKA療法とはどのような治療なのか、

どのような症状に対して検討されるのかを分かりやすく解説します。

AKA療法とは?

AKAとは、

「Arthrokinematic Approach(関節運動学的アプローチ)」の略です。

私たちが腕や脚、腰などを動かすときに関節では目に見える

大きな動きだけが起こっているわけではありません。

関節の内部では、関節面同士がわずかに滑ったり、転がったり、

回転したりする小さな動きが起こっています。

こうした関節面同士の細かな動きを「関節包内運動」といい

関節が滑らかに動くために重要です。

例えば、腕を上げる、膝を曲げる、立ち上がるといった日常的な動作をするときにも

関節の内部ではこのような細かな動きが起こっています。

普段は意識することのない小さな動きですが、

身体をスムーズに動かすために必要な関節の動きの一つです。

AKA療法は、この関節包内運動に着目し関節の動きを評価しながら

手技によってアプローチする治療方法です。

「関節の動き」と痛みにはどんな関係がある?

関節は、単純に曲げたり伸ばしたりしているだけではありません。

例えば膝を曲げるときにも関節の内部では、

骨と骨の間で細かな滑りや回転といった関節包内運動が起こっています。

このような関節内部の細かな動きがうまくいかなくなると

関節周囲の筋肉などにも負担がかかり、痛みや動かしにくさにつながることがあります。

そのため痛みのある部分だけでなく、

関節がどのように動いているかを確認することも大切です。

AKA療法では、痛みが出ている場所だけを見るのではなく

関節の動きにも着目しながら症状を確認していきます。

AKA療法で重要な「仙腸関節」とは?

AKA療法を理解するうえで知っておきたい関節の一つが

「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」です。

仙腸関節は、背骨の下にある「仙骨」と

骨盤を構成する「腸骨」をつないでいる関節です。

骨盤の奥にあるため普段の生活で仙腸関節を意識することはほとんどありません。

仙腸関節は2~3mm程度とわずかに動く関節で上半身を支えながら

歩く・立つ・座るといった身体の動きに関わっています。

仙腸関節の機能に問題が生じると腰やお尻などに痛みが現れることがあります。

また、仙腸関節による症状は腰やお尻だけに限らず

太ももや脚などに症状が現れることもあります。

一方で腰やお尻、脚の痛みやしびれは、

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などほかの病気でもみられる症状です。

そのため、症状だけから自分で原因を判断するのではなく

医師の診察を受けることが大切です。

AKA療法ではどんなことをするの?

AKA療法では関節に手を添え、関節内部のわずかな動きを確認しながら手技を行います。

一般的なマッサージのように筋肉を強く揉んだり押したりすることを

目的とした治療ではありません。

関節の状態や「関節のあそび」を確認しながら

わずかな動きにアプローチしていくことが特徴です。

「痛いところを強く押したりするの?」

「関節を大きく動かすの?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

AKA療法は、

大きな力を加えて関節を動かすことを目的としたものではなく、

なでるような弱い力で行っていきます。

そのため、ほとんど何をされているか分からないと感じることもあります。

ただし、症状や身体の状態には個人差があるため

治療中に痛みや違和感がある場合は無理をせずスタッフにお伝えください。

AKA療法とマッサージはどう違う?

AKA療法とマッサージは、どちらも手を使って行うことがありますが

目的や着目する部分が異なります。

マッサージは主に筋肉などの軟部組織に対して手技を行います。

一方、AKA療法では筋肉を揉みほぐすことを目的とするのではなく

関節面同士の細かな動きである「関節包内運動」に着目します。

そのため、「痛いところを揉んでもらう」というイメージとは少し異なる治療です。

痛みがある場所だけにアプローチするのではなく、

関節の状態を確認しながら手技を行っていきます。

AKA療法が検討される症状

当院では、診察によって症状を確認したうえで

AKA療法が適していると判断された方に治療を行っています。

例えば、

  • 腰痛
  • お尻の痛み
  • 肩の痛みや肩こり
  • 股関節周囲の痛みやつっぱり感
  • 膝の痛み                 など

このような症状に対して関節の動きが症状に関係していると

考えられる場合にAKA療法を検討することがあります。

ただし、同じ「腰痛」「膝の痛み」であってもその原因は患者さまによって異なります。

また、症状があるからといってすべての方にAKA療法が適しているわけではありません。

痛みやしびれは、原因を確認することが大切

腰痛や肩・膝の痛み、しびれなどには、さまざまな原因があります。

関節の機能だけでなく、骨折、変形性関節症、椎間板ヘルニア、

脊柱管狭窄症などの病気が関係していることもあります。

そのため、「この痛みは関節が原因だろう」と自己判断するのではなく

まずは整形外科を受診して原因を確認することが大切です。

また腰痛に加えて、急に脚に力が入らなくなったり、

尿漏れなどの排尿の異常が現れたりした場合は

リハビリの予約を待たず直ちに医療機関を受診してください。

当院では医師による診察を行い、患者さまの状態に合わせた治療をご提案しています。

その治療方法の一つとして、AKA療法を行う場合があります。

AKA療法を受ければ必ず痛みが良くなる?

AKA療法を行ったからといってすべての痛みやしびれが改善するわけではありません。

症状の原因や程度、身体の状態によって治療による変化には個人差があります。

また症状の原因によっては、AKA療法以外の治療が適している場合もあります。

大切なのは、一つの治療方法だけにこだわるのではなく、

症状の原因や身体の状態を確認しながらその方に合った治療を行っていくことです。

長引く腰痛や関節の痛みでお困りの方はみわのえ整形外科へ

当院では医師による診察や必要な検査を行い、

患者さま一人ひとりの症状や身体の状態に合わせた治療をご提案しています。

AKA療法をご希望の方は、

初診時の問診票にご記入いただくか、診察時に医師へお伝えください。

症状を確認したうえでAKA療法のリハビリ予約をご案内します。

AKA療法は通常のリハビリテーションと同様に予約制となっています。

また保険診療で受けられます。

「自分の症状にもAKA療法が受けられるの?」

「長く続いている痛みについて相談したい」という方もまずはご相談ください。

まとめ

AKA療法は、関節面同士の細かな動きである「関節包内運動」に着目した治療方法です。

腰痛や肩・股関節・膝などの痛みにはさまざまな原因がありますが

関節の動きが症状に関係している場合もあります。

痛みが長引いている場合には痛む場所だけでなく

症状の原因や身体の状態を確認し自分に合った治療を受けることが大切です。

よくある質問(Q&A)

Q.AKA療法は痛いですか?

A.強い力で関節を動かすことを目的とした治療ではありません。

なでるような弱い力で、関節の状態や「関節のあそび」を確認しながら手技を行います。

そのため、ほとんど何をされているか分からないと感じることもあります。

症状によって感じ方には個人差がありますので、

治療中に痛みや違和感があった場合はスタッフへお伝えください。

Q.どのような症状にAKA療法を行いますか?

A.関節の動きが症状に関係していると考えられる場合に検討します。

腰痛やお尻の痛み、肩・股関節・膝などの症状に対して行う場合があります。

ただし、症状だけでAKA療法を行うかどうかを決めるわけではありません。

診察や身体の状態を確認したうえで判断します。

Q.AKA療法とマッサージは何が違いますか?

A.AKA療法とマッサージは、どちらも手を使って行うことがありますが

目的や着目する部分が異なります。

マッサージは、主に筋肉などの軟部組織に対して手技を行います。

一方、AKA療法では、筋肉を揉みほぐすことを目的とするのではなく、

関節面同士の細かな動きである「関節包内運動」に着目します。

そのため、「痛いところを揉んでもらう」というイメージとは少し異なる治療です。

痛みがある場所だけにアプローチするのではなく、

関節の状態を確認しながら手技を行っていきます。

Q.腰痛があればAKA療法を受けられますか?

A.腰痛があるすべての方に行うわけではありません。

腰痛にはさまざまな原因があります。

医師が診察し、AKA療法が適していると考えられる場合にリハビリテーションを行います。

Q.AKA療法を受けたい場合はどうすればいいですか?

A.まずは診察時にご相談ください。

AKA療法に興味がある方は、問診票にご記入いただくか、診察時に医師へお伝えください。

症状を確認したうえで、AKA療法を行える理学療法士のリハビリ予約をご案内します。

参考文献

宇都宮初夫.痛みと関節運動学的アプローチ.理学療法学.

1989;16(3):171-176.

黒澤大輔,村上栄一.仙腸関節痛の発生・慢性化のメカニズム.

Journal of Spine Research.2021;12(6):808-813.

記事監修

みわのえ整形外科 院長 田島 幹大